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4月の投信、5カ月連続の資金流入超に

4月の国内公募追加型株式投資信託(ETF=上場投資信託を除く)の資金動向は、設定額から解約額を差し引いて6450億円の資金流入超だった(QUICK資産運用研究所推計、償還額を考慮しない)。前月の9270億円(確報値)を下回ったが、5カ月連続で設定額が解約額を上回った。

投資対象の資産別(QUICK独自の分類)では、海外株式型に3カ月連続で7000億円を超える資金が流入した。一方、国内株式や海外債券、不動産投資信託(REIT)に投資するタイプからは資金が流出した。

個別に見ると、最も資金を集めたのは日興アセットマネジメントが26日に新規設定した「グローバル・エクスポネンシャル・イノベーション・ファンド」。当初設定額で2860億円を集め、今年最大かつ歴代3位の大きさだった。世界の株式の中から、社会課題解決への寄与が期待されるイノベーション関連企業に投資する。

2位は、三井住友DSアセットマネジメントが3月30日に設定した「イノベーティブ・カーボンニュートラル戦略ファンド」で531億円。前月の167億円を大幅に上回った。

7位と8位にはフィデリティ投信が運用する「フィデリティ・世界割安成長株投信 Aコース(為替ヘッジあり)<愛称:テンバガー・ハンター>」と、投資先が同じで為替ヘッジをしない「Bコース」がランクイン。2本合わせて450億円超の資金が流入した。両ファンドとも昨年3月の設定から月次ベースでの資金流入が続いている。

一方、流出超過額が最も多かったのは、ティー・ロウ・プライス・ジャパンの「ティー・ロウ・プライス 米国成長株式ファンド(愛称:アメリカン・ロイヤルロード)」で436億円。20年8月以降、月次ベースで資金流入が続いていたが、主な投資先である米国株の上昇に伴い、利益を確保するための売りが出たとみられる。4月末時点の1年リターンは52.7%だった。

2位はゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントが運用する「netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)」。月次ベースで今年1月から資金流出が続いており、年初から累計で435億円(推計値)の資金が流出した。

(QUICK資産運用研究所 竹川睦)

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