<展望 2021>高齢者の働き方 変わる節目に
70歳まで就労機会の措置
[有料会員限定]
2021年は高齢者の働き方が変わる節目の年となる。高年齢者雇用安定法の改正で、4月から企業は従業員が70歳まで働けるような措置をとる努力義務を負う。背景には少子化による労働力不足や社会保障財政の逼迫がある。長寿化が進むなか、人生の後半戦をどう生きるか、一人ひとりの価値観が問われる。
「65歳以降も働きたいですか」――。太陽生命保険は毎年実施する社員向けの現況調査で、20年に初めてこんな問いを設けた...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り3318文字
関連企業・業界
業界: