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指数を上回る高成績 医療・バイオ関連の株式投信に注目

投信ランキング

投資信託選びの目安に資金流入額と基準価額の騰落率がある。この連載では、全投資信託を対象にした各種のランキングから人気の投資信託を探る。

今回は国際医療・バイオ関連株型の投資信託を取り上げる。国内公募投信のうち、国際医療・バイオ関連株型に分類される投信は37本あり、その純資産総額は計約9300億円(5月末)となっている。

医療関連の市場は将来にわたって安定的な成長が見込まれている成長分野だ。以前から、その成長性に着目したテーマ型投信の設定は多い。最近では新型コロナ関連の医薬品開発や、アルツハイマー型認知症の治療薬「アデュカヌマブ」が米国で承認されるといった材料も豊富で、医療・バイオ関連株は市場の耳目を集めている。

下表は5月末時点の医療・バイオ関連投信(運用実績3年以上)の純資産総額ランキング。ここから3年の運用成績が良好な2本の投信に注目する。

フィデリティ世界医療機器関連株ファンド(為替ヘッジなし)は検査機器や保険サービスなど医療のインフラ関連に投資するのが特徴。ポートフォリオはヘルスケア機器が約7割、医薬品・バイオテクノロジー・ライフサイエンスが約3割だ。3年累積騰落率は約75%。先進国インデックスの53.2%を上回る。

JPMグローバル医療関連株式ファンドは、世界の医療関連企業に幅広く投資するのが特徴。投資先はバイオテクノロジーが約3割、 医薬品が約3割、医療機器・器具が約2割、医療サービスが約2割と幅広い分野をカバーする。3年累積騰落率は約57%と好成績だ。

両商品とも医学博士など医療分野の専門人材を運用チームに配置。また、「R&Iファンド大賞2021」受賞ファンドでもある。

医療・バイオは今後も高い成長が期待できる分野なのは間違いない。ただ、集中投資はリスクが高い。バイオ関連投信へ投資する際も、運用の基本である投資対象の分散を意識するようにしたい。

(格付投資情報センター)

[日経マネー2021年9月号の記事を再構成]

日経マネー 2021年9月号 年後半の上昇期待株
著者 : 日経マネー
出版 : 日経BP (2021/7/19)
価格 : 750円(税込み)
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