/

20年に値上がりした投信 テクノロジー関連では2倍超も

投資信託選びの目安に資金流入額と基準価額の騰落率がある。この連載では、全投資信託を対象にしたランキングから人気の投資信託を探る。

今回は2020年の年間騰落率ランキングを紹介する。対象は国内外の株式で運用する投資信託だ。コロナ禍の話題一色だった20年、株式相場は大幅下落となった3月中旬を底に内外共に上昇。投信については、コロナ後の社会で必要とされる技術に注目したテクノロジー関連や、中小型株関連の投信が好成績を収めた。

外国株投信では、1年間の騰落率が100%超、つまり2倍超になった投信が4本ある。トップの「グローバル・プロスペクティブ・ファンド」の騰落率は125%超にも達した。急成長が期待できる複数の革新分野を投資対象とし、状況に応じて注目するテーマを変えていくマルチテーマ型の投信だ。

20年末時点の組み入れトップは電気自動車最大手で、昨年1年間で株価(米ドルベース)が8倍以上になったテスラ。ESG(環境・社会・企業統治)投資拡大の機運も捉えたと言ってよいだろう。同投信は20年末時点で純資産総額が8000億円超。上場投信(ETF)を除く公募投信の中では3番目の規模だ。

国内株投信では「DIAM新興市場日本株ファンド」が上昇率80%超で首位。同投信は東証マザーズなど国内の新興市場に上場する銘柄を主な投資対象とする。10年という長期でも昨年末時点で1600%という驚異的な実績を残している点にも注目したい。コロナ禍といった有事を乗り切る能力が長期的なパフォーマンスにつながっていると言ってよいだろう。

なお国内株投信の騰落率ランキングはみずほフィナンシャルグループのアセットマネジメントOneが上位を独占している。R&I発行「ファンド情報」が毎年実施している投信販売会社による満足度調査においても、同社は昨年、国内株投信の運用能力でトップの評価を得ている。

2020年12月末時点の純資産残高が30億円以上の投信(確定拠出年金専用およびラップ口座サービス専用、デリバティブ型、ETFを除く)について、12月末時点の過去1年間の騰落率が高い順に並べた。R&Iリスク分類は基準価額の変動リスクを、大きい順にRC5からRC1までの5段階で分類したもの。R&I投資評価本部の業務は、信用格付業ではなく、金融商品取引業等に関する内閣府令第299条第1項第28号に規定されるその他業務(信用格付業以外の業務であり、かつ、関連業務以外の業務)です。当該業務に関しては、信用格付行為に不当な影響を及ぼさないための措置が法令上要請されています。R&Iファンド大賞およびR&Iの投信定量評価に関してはサイト(www.r-i.co.jp/investment/)を参照

(格付投資情報センター)

[日経マネー2021年4月号の記事を再構成]

日経マネー 2021年4月号 ニューノーマル時代の新10倍株で勝つ!
著者 : 日経マネー
出版 : 日経BP (2021/2/20)
価格 : 750円(税込み)
この書籍を購入する(ヘルプ: Amazon.co.jp 楽天ブックス

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン