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レーティングで探す 10年高成績の外国株投信

投信ランキング

投資信託選びの目安に資金流入額と基準価額の騰落率がある。この連載では、全投資信託を対象にした各種のランキングから人気の投資信託を探る。

外国株式投信は個人投資家の間でも人気の高い分野だ。今回は10年以上の運用実績があり、長期で良い成績を残している外国株投信を紹介する。下の表は4月末時点で「R&I定量投信レーティング(10年)」が最高位の「5」の外国株投信(地域特化型やテーマ型を除く)の純資産ランキングだ。このレーティングは価格変動リスクに対して高いリターンを残した運用を高く評価する「シャープレシオ」での相対評価で、「5」は同分類の投信の中でも上位10%に入る優秀投信であることを意味する。今回はこの中から「セゾン資産形成の達人ファンド」にスポットを当ててみよう。

この投信の最大の特徴は、国内外のファンドから良いと思われるものを選んで組み合わせた「ファンド・オブ・ファンズ(FOF)」である点だ。欧州・新興国は長期投資の王道スタイルを貫く仏コムジェスト、国内はスパークス・アセット・マネジメント、米国はアライアンス・バーンスタインの投信などを使って運用している(4月末時点)。いわば高評価投信の「いいとこどり」運用だ。

FOFには運用の安定という利点もある。少数のファンドマネジャーが運用する通常の投信は、担当者の交代といった理由で運用成績が悪化することがある。個人投資家が運用体制の変更を素早く察知して、投信を乗り換えたり、解約したりするのは難しい。FOFであれば、運用体制や成績に変調が生じた場合、運用を束ねるマネジャーによる組み入れ投信の入れ替えといった対処が期待できる。

一方、FOFは、個々の投信会社と、それらを束ねる運用会社の双方に手数料を支払うためコストが高くなりがち。しかしこの投信の実質信託報酬は、個別投信の組み入れ比率などで変化するものの、最大で1.55%程度と、同分類の投信の平均的な水準にとどまる。

(注)2021年4月末時点のR&I定量投信レーティングが「5」の外国株式投信(地域特化型・テーマ型は含まない。確定拠出年金専用およびラップ口座サービス専用、デリバティブ型、ETFを除く)について4月末時点の純資産総額が大きい順に並べた。R&I投資評価本部の業務は、信用格付業ではなく、金融商品取引業等に関する内閣府令第299条第1項第28号に規定されるその他業務(信用格付業以外の業務であり、かつ、関連業務以外の業務)です。当該業務に関しては、信用格付行為に不当な影響を及ぼさないための措置が法令上要請されています。「R&I定量投信レーティング」および投信定量評価に関してはサイト(www.r-i.co.jp/investment/)を参照

(格付投資情報センター)

[日経マネー2021年8月号の記事を再構成]

日経マネー 2021年8月号 コロナ後相場の稼ぎ方&勝負株
著者 : 日経マネー
出版 : 日経BP (2021/6/21)
価格 : 800円(税込み)
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