/

IPO狙いから成長株投資に転換 着実な利益を目指す

勝ち組ビギナーの投資戦略(下)

2020年に投資デビューを果たして以降、順調な運用成績をあげている個人投資家の投資手法を紹介する「勝ち組ビギナーの投資戦略」。2回目に登場するのは、2020年10月に投資を始めた38歳の男性会社員、サックス吹きのトレーダーさん(ハンドルネーム)だ。

中長期視点で「欲張らない投資」を心がける

サックス吹きのトレーダーさんが個別株投資を始めたのは、2020年の10月。不動産投資の勉強会に参加してみたところ、株式投資の情報も集まり、株に興味を持ったのがきっかけだ。用意した投資元本は150万円。含み益を合わせて約100万円の利益が出ている。

最初に手掛けたのは、「抽選に申し込みIPO(新規株式公開)株を公募価格で購入し、初値付近で売る」投資法。「オキサイドなどに当選し、50万円近い利益が出た」と話す。

だが「IPO投資は短期の値動きに感情が左右され、生活に支障を来す」と感じ、現在は成長株の中長期投資にシフトした。

例えば、ロボアド運用を手掛けるウェルスナビ。21年1月に購入し、約32万円の含み益が出ている。「コロナ禍で投資を始めた人のうち、そろそろ『銘柄選びが面倒』と考えている人は多いはず」と話す。

IPOで当選して約13万円の含み益が出ているQDレーザも、中長期の成長を見込んで持ち続ける。「同社の量子ドットレーザー技術は、次世代通信規格『5G』の先の『6G』でも応用が期待されている」。他にも、代替燃料として期待されるアンモニアを製造する宇部興産を3月に購入。中長期で保有予定だ。

重要視しているのが、必ず移動平均線やMACDなどを参考に、「上昇トレンド入り」を確認して買うこと。「モットーは、『頭と尻尾はくれてやれ』。欲張らない投資で、着実な利益を目指している」と話す。

(大松佳代)

[日経マネー2021年8月号の記事を再構成]

日経マネー 2021年8月号 コロナ後相場の稼ぎ方&勝負株
著者 : 日経マネー
出版 : 日経BP (2021/6/21)
価格 : 800円(税込み)
この書籍を購入する(ヘルプ): Amazon.co.jp 楽天ブックス

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン