日経ソーシャルビジネスコンテスト　受賞4団体を選出

日本経済新聞社は「第6回日経ソーシャルビジネスコンテスト」の受賞者を決定した。同賞は様々な社会的課題を解決する優れたビジネスアイデアを表彰するもので、306件の応募の中から大賞1点、優秀賞2点、学生部門賞1点の4賞を選出した。3月11日に東京都千代田区の日経ホールで表彰式を行う。受賞団体と事業概要は以下の通り。

【大賞】ピリカ（代表・小嶌不二夫）。ゴミ拾いSNS（交流サイト）や広範囲の流出ゴミを検出・分析するツールを提供。ゴミの回収促進、流出抑制、効果測定をソリューションとして企業に提供。

【優秀賞】Dots for（代表・大場カルロス）。アフリカの農村に対し、無線技術「メッシュネットワーク技術」を搭載したWi-Fiルーターを使って安価に無線ネットワークインフラを構築。

【優秀賞】On-Co（代表・水谷岳史）。不動産を借りたい人の情報を掲載するサイトを運営。空き家活用に加え、地域住民が借りたい人を応援する仕組みを作り地方創生を担う人材を発掘。

【学生部門賞】渋谷教育学園渋谷中学校3年（代表・春名美乃莉）。ビジネスパーソンを対象に、環境に配慮した行動にポイントを付与するアプリを提案。所属企業の環境ブランディングに寄与する仕組みを作り、法人への導入を促進。