スーツ・オブ・ザ・イヤー、ヤクルト村上宗隆氏ら表彰

日本経済新聞社は17日、東京都内で2022年の「スーツ・オブ・ザ・イヤー」の授賞式を開いた。4部門で22年を代表する5人を選んだ。ビジネス部門はAGCの平井良典社長とサッカーJリーグの野々村芳和チェアマン、イノベーション部門はシナモンの平野未来共同最高経営責任者(Co-CEO)、スポーツ部門は東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手、アート&カルチャー部門は俳優で歌手の山崎育三郎氏。
スーツ・オブ・ザ・イヤーは「チャレンジを纏(まと)う=スーツ」をコンセプトに、時代を変える才能と志を持って挑戦を続ける人をたたえる賞。受賞者はそれぞれの仕事観を象徴するようなスーツを着て登場した。

プロ野球で日本選手最多の56本塁打、史上最年少での打撃部門三冠王の活躍でチームをセ・リーグ連覇に導いた村上氏は「これからスーツを着る機会も増えると思うので、スーツを着てテレビなどに出たい」と抱負を語った。平井氏は「チャレンジをたたえてくれる賞と聞いた。ビジネス界でチャレンジを続けてきたので、最高の賞をいただいた」とコメントした。
野々村氏は「社会に出てからスーツとは無縁だった。50代になってスーツの賞をもらえるとは思わなかった」と話した。平野氏は「世の中を変えていくことが使命だと思っている。これからもイノベーションを起こしていきたい」と話した。山崎氏はビデオメッセージで「ミュージカル、テレビ、映画などいろいろなことに挑戦しているので、受賞は励みになる」と述べた。

スーツ・オブ・ザ・イヤーは日経のデジタル媒体「NIKKEI STYLE Men's Fashion」と世界文化社グループのライフスタイル誌「MEN'S EX」が共催し、今年で5回目。
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