阪神・西純矢、沖縄で合同練習「ツーシーム使えそう」

阪神の1軍キャンプに参加する若手選手らを中心とした合同自主トレーニングが29日、キャンプ地の沖縄県宜野座村で始まった。昨季6勝と先発で台頭した西純矢投手は早速ブルペンに入り、変化球を交えて30球。「狙ったところに7割くらい投げられている。感覚はいい」と汗を拭った。
米大リーグ、ツインズの前田健太投手から教わった、落差の大きいツーシームも試した。「空振りが取れたらいい。今の感じだと(実戦でも)使えそう」と手応えを口にした。高校出4年目の今季へ「しっかりアピールして、開幕ローテーションに入りたい」と意気盛んだった。
西純と同期入団の井上広大外野手はフリー打撃で柵越えを連発。オフに西武の山川穂高内野手から打撃指導を受けたといい「今まではバックスクリーン方向を狙いすぎていた。もう少し幅広いゾーンを狙う意識に変わって、いい感じ」と成果を実感していた。〔共同〕