F1のフェテルが引退表明 35歳、総合優勝4度

【ロンドン=共同】自動車F1シリーズで4度の年間総合優勝を誇るセバスチャン・フェテル(ドイツ、アストン・マーチン・メルセデス)が28日、新たに開設した自身のインスタグラムで今季限りでの引退を表明した。「このスポーツを愛し、私の人生の中心だったが、サーキットの外の生活もある」などと説明。今後は家族との時間を優先するという。
35歳のフェテルは2007年にF1デビューし、歴代3位となる通算53勝をマーク。レッドブル・ルノー時代の2010~13年には総合4連覇を果たした。15年にフェラーリに移籍して6シーズンにわたり活躍し、昨季からはアストン・マーチン・メルセデスで正ドライバーを務めている。