14番人気ドゥラエレーデが優勝 競馬ホープフルS

第39回ホープフルステークス(28日・中山11R2000メートル芝18頭、GⅠ)中央競馬の今年最後のGⅠレースは、14番人気の伏兵ドゥラエレーデ(バウルジャン・ムルザバエフ騎乗)が2分1秒5で勝って重賞初制覇をGⅠで飾り、1着賞金7千万円を獲得した。カザフスタン出身のムルザバエフ騎手は中央重賞初勝利、池添学調教師はGⅠ初優勝。
武豊騎手はセレンディピティに騎乗して8着に敗れ、史上初の中央平地GⅠ全24レース制覇は来年以降に持ち越し。女性騎手初の国内平地GⅠ勝利を目指した新人でGⅠ初挑戦の今村聖奈騎手はスカパラダイスで最下位の18着だった。
2番手を進んだドゥラエレーデは、ゴール直前で逃げて粘る7番人気のトップナイフを鼻差とらえた。さらに1馬身1/4差の3着は6番人気のキングズレインだった。
払戻金は単勝が9060円、枠連は④―⑥で2万9300円、馬連は⑧―⑪で6万4580円、馬単は⑪―⑧で17万5230円、3連複は⑧―⑪―⑮で23万2970円、3連単は⑪―⑧―⑮で246万6010円、ワイドは⑧―⑪が1万3070円、⑪―⑮が1万940円、⑧―⑮が3350円。〔共同〕