大谷翔平の総収入85億円、大リーグ史上最高額 米経済誌
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【アナハイム=共同】米経済誌フォーブス(電子版)が27日に発表した米大リーグ選手の今季の総収入ランキングで、エンゼルスの大谷翔平が6500万ドル(約85億1500万円)で1位となった。メジャーでの歴代最高額で、今季年俸の3千万ドル(約39億3千万円)に加え、グラウンド外で少なくとも3500万ドル(約45億8500万円)を稼ぐと試算された。
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも活躍した大谷は、グラウンド外での収入が突出している。総収入5930万ドルで2位の先発投手シャーザー(メッツ)は100万ドル。昨季ア・リーグ記録を更新する62本塁打を放ち、4450万ドルで3位の外野手ジャッジ(ヤンキース)は、競技外収入が大谷に次ぐ2位だが、450万ドルにとどまる。
大谷のグラウンド外収入は昨年の試算で2千万ドルだったが、大幅に増えた。同誌によると、大谷は日米を含む13社と提携。1月に長期契約を発表したスポーツ用品メーカー、ニューバランスのマーケティング責任者は「ショウヘイの日本市場における年間の広告効果は数千万ドルに上るだろう」とコメントした。
大谷はシーズン後にフリーエージェント(FA)となり、年俸が跳ね上がることが確実。史上最高額での契約が予想されており、来季はさらに収入を伸ばしそうだ。

大谷翔平の試合結果や個人成績、コラムをまとめました。大リーグ・エンゼルスでの投打二刀流の活躍のニュースを楽しめます。