バレーFC東京、ネイチャーラボに全体移籍 男子で初
日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ機構)は26日、5月末で事実上廃部となるVリーグ男子1部のFC東京が、美容健康雑貨を手がける「ネイチャーラボ」(本社・東京)にチーム全体として移籍することが決まったと発表した。女子のイトーヨーカドーが武富士に全体移籍した2001年以来で、男子では初。
FC東京としては30日~5月5日の全日本男女選抜大会(大阪市)が最後の大会となり、6月からネイチャーラボとして活動する。同機構によると、引退する選手や契約が切れるスタッフを除いて全員が移籍し、拠点も引き続き東京に置く。
FC東京は、前身の東京ガスが1948年に発足、2003年から現名称に変更。昨年12月に「事業環境の変化、中長期的な事業成長の可能性」などを総合判断し、5月末での活動休止を発表した。11年の全日本選手権準優勝などの実績がある。〔共同〕