レモンシャーベット、ふんわりとなめらかに

暑い日にうれしい、ひんやり冷たいデザート。ふんわりとなめらかな自慢の舌ざわりは、冷やし固める途中で数回混ぜるのがポイントです。夏休みに入った子どもと一緒に作るのも楽しそうですね。
冷凍してもくずせないほど硬くならないようにするのは、ゼラチンの役目。溶け残らないよう、(3)でレモンを加える前に粒が残っていないのをしっかり確認してください。
あら熱をとるときは、鍋の底を氷水にあてて、混ぜながら冷ますとよいでしょう。
あら熱をとる時間、冷やし固める時間は、調理時間に含みません。
・レモン1個
・A[グラニュー糖・はちみつ各大さじ2、水200ml]
・顆粒ゼラチン(ふやかし不要タイプ)1/2袋(2.5g)
作り方(調理時間20分)
(1)レモンはよく洗い、半分の皮をすりおろす。残りの半分は皮を薄くそいでせん切りにし、飾り用にとりおく。汁をしぼり、大さじ2をとる。
(2)鍋にAを入れて中火にかけ、混ぜながらよく溶かす。沸騰直前で火を止め、ゼラチンをふり入れてよく溶かす。
(3)レモン汁とすりおろしたレモンの皮を加えてよく混ぜる。
(4)あら熱をとり、容器に流し入れる。冷凍庫に入れ、約1時間冷やし固める。全体をフォークなどで混ぜ、さらに1時間冷やし固める。これをもう一回くり返す(冷やす時間は計3~4時間がめやす)。
(5)器に盛り、飾り用にとりおいた皮をのせる。
ひとくちメモ
ゼラチン 動物の骨や皮に含まれるコラーゲンが原料の、動物性の凝固剤です。デザートのイメージが強いかもしれませんが、料理に使われることも。ドレッシングに適量を混ぜて固めれば、ジュレ状に。サラダの見た目に涼しさをプラスできます。
(ベターホームのお料理教室=大井 一範撮影)
[NIKKEIプラス1 2022年7月23日付]
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