重岡兄弟、W世界戦の必勝誓う 「プレッシャーない」

ボクシングのミニマム級ダブル世界戦(4月16日・代々木第二体育館)を控える重岡優大、銀次朗(ともにワタナベ)の兄弟が25日、東京都内で記者会見し、必勝を誓った。世界ボクシング評議会(WBC)タイトルマッチで世界初挑戦の重岡優は「プレッシャーは感じていない。ここからギアを上げていく」と自信を漂わせた。
弟の重岡銀は国際ボクシング連盟(IBF)暫定王座決定戦に臨む。試合当日は故郷が大きな被害を受けた熊本地震の本震から7年。高校時代に被災しており「絶対に2人で勝つ。4月16日という日を少しでも明るくするチャンス」と語った。
ともに世界ライトフライ級2団体統一王者、寺地拳四朗(BMB)らとのスパーリングで調整は順調な様子。重岡優は「楽しくやれている。全てがプラス」とうなずいた。〔共同〕

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