坂本花織「調整したい」 世界フィギュア2連覇から一夜
フィギュアスケートの世界選手権で全種目を通じて日本勢初の2連覇を果たした女子の坂本花織(シスメックス)がフリーから一夜明けた25日、さいたまスーパーアリーナで取材に応じ、ウクライナ侵攻に伴う措置で2大会連続不在だったロシア勢について「戻ってきても勝てるように頑張りたい」と話した。海外メディアの質問に答えた。
表現面強化のためダンスやバレエのレッスンを取り入れる考えを示し「1年後の世界選手権に向けてしっかり調整したい」と決意を新たにした。
ペアで日本勢初優勝の木原龍一は「目標を達成できた試合。頑張ってきて良かった」と感慨を語り、三浦璃来(ともに木下グループ)は「(オフは)難しいリフトを習得したい」と意欲満々。女子で前回出場の2017年と同じ5位だった三原舞依(シスメックス)は「ここで人生終わりじゃない。前を向くしかない」と成長を誓った。〔共同〕