「ほっとけない」が原動力 地域の困りごとを技術で解決
My Purpose 起業の壁を壊す(3)
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「目の前で困っているおじいちゃん、おばあちゃんを救えてこそテクノロジー」。北海道厚真町で起業したマドラーの社長、成田智哉さん(34)が手掛けるのは、配車を軸にしたシェアリングサービスだ。公共交通手段が限られる過疎地域では、免許を返納した高齢者たちは日々の買い物にも不自由する。送迎を希望する人とドライバーとなる地域住民をマッチングし、移動手段を提供する。
大学卒業後、トヨタ自動車に入社した成田さん...
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新たな起業のかたちを探る動きが各地で盛り上がっている。新型コロナウイルス禍を経て広がった、社会や仕事のデジタル化やリモート化を追い風に、地方にこそ起業のチャンスがあると考える若者が増えている。歴史や伝統と新たな発想を結びつける取り組みなど、新たなビジネスを追った。
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