ルマン24時間、トヨタ4連覇 小林可夢偉は初V
【ルマン(フランス)=共同】伝統の自動車耐久レース、第89回ルマン24時間は22日、フランス西部ルマンのサルテ・サーキット(1周13.626キロ)でゴールを迎え、トヨタは小林可夢偉らの7号車が優勝し、4連覇を達成した。小林はルマン初制覇、日本人4人目の優勝ドライバーとなった。レースの最多連覇はポルシェが1980年代に記録した7連覇。

昨年まで3連覇した中嶋一貴らの8号車が2位に入り、トヨタは2年ぶりのワンツーフィニッシュとなった。
小林が予選でポールポジション(PP)を獲得した7号車は首位を快走。安定した走行で栄冠をつかんだ。レースは今季の世界耐久選手権(WEC)シリーズの第4戦。6月に開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期された。