コロナ研究、大御所顔負け 中堅・若手に組織越えた絆
NEOウイルス学(4)
(更新) [有料会員限定]
新型コロナウイルス感染症の流行で脚光を浴びたのが、30~40歳前後の中堅や若手の学者たちだ。組織の壁を越えて連携し、一流科学誌で論文を相次いで発表。インターネットを駆使してコロナ向けの情報を発信し、学術集会を開いた。大御所を突き上げるかのように、個性豊かな面々が躍動する。
一流科学誌に論文2本掲載
2月2日、世界最高峰の英科学誌「ネイチャー」に日本発の2本の論文が載った。東京大学医科学研究所准教...
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)
Think! の投稿を読む
有料登録すると続きをお読みいただけます。無料登録でも記事消費(一定数限定)をすることで閲覧できます。

世界で4億人以上が感染した新型コロナウイルスの流行がやまない。だが、実は人類に病気を起こすのはごく一部で、体に入って進化を助けたり生態系を維持したりする種類も多い。未知のものも膨大に存在する。多様さと奥深さに魅了され、病原体以外の「善玉」の面にも深く切り込む「NEOウイルス学」の研究者たちを追う。