鯛のレンジ蒸し 調理・片付けラクラク

鯛(たい)は「めでたい」の語呂もあって、尾頭つきのものは祝いの宴席にも使われる魚。切り身を使って電子レンジで蒸し煮にするので、難しい下処理は必要なく、あと片付けもラクラク。魚料理を敬遠しがちな人でも手軽に作れます。
とろりとかけるあんは、だしがきいてやさしい味わい。ネギやショウガの香味野菜は味や見た目のアクセントになるだけでなく、魚のくさみ消しにもなります。
・鯛2切れ(200g)
・塩少々
・酒大さじ1
・ネギ4cm
・ショウガ小1かけ(5g)
・ブロッコリースプラウト10g
A[だし200ml、うすくちしょうゆ大さじ1、みりん大さじ2]
B[片栗粉小さじ2、水大さじ1]
作り方(調理時間20分)
(1)鯛は塩をふり約10分おく。Bは合わせておく。
(2)ネギはせん切りに、ショウガは皮をこそげてせん切りにする。水にさらした後、水気をきる。スプラウトは長さを半分に切り、ネギ、ショウガと混ぜる。
(3)鯛の水気をふきとり、耐熱皿にのせる。酒をふり、ラップをふんわりとかけ、電子レンジで約3分(500W)加熱する。
(4)鍋にAを入れて煮立てる。火を止め、Bを再度混ぜてから加え、全体を混ぜる。再び火にかけ、混ぜながらひと煮立ちさせてとろみをつける。
(5)(3)を器に盛り、(4)をかける。(2)をのせる。
ひとくちメモ
うすくちしょうゆ 発酵と熟成の速度を抑えることで、淡い色に仕上げられたしょうゆ。材料の色を引き立てたい料理に向きます。「うすくち」の名前から、うす味だと思われるかもしれませんが、ふつうのしょうゆに比べて塩分は高めです。
(ベターホームのお料理教室=大井 一範撮影)
[NIKKEIプラス1 2022年9月17日付]
関連リンク
ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。