18日のJ1 結果と戦評

【神戸1-0鳥栖】神戸が逃げ切った。前半22分、左サイドでロングボールを受けた泉がペナルティーエリア手前から右足で鮮やかなプロ初ゴール。その後も鋭い攻撃と激しいプレスで主導権を握った。鳥栖は守備に追われる時間が長かった。
【名古屋0-0FC東京】無得点で引き分け。名古屋は後半、カウンターからのチャンスを生かせなかった。森下のシュートは枠を外れ、マテウスのはGKに阻まれた。FC東京は前半、シュートが0本。終盤に攻勢をかけたが、組織的な守備を崩せなかった。

【横浜M2-1鹿島】横浜Mが競り勝った。後半11分、松原の右足のミドルシュートで先制。さらに6分後、オウンゴールで加点した。鹿島は同23分、松村の右クロスを鈴木が右足で合わせて1点差に迫り、その後も押し込んだが、追い付けなかった。

【浦和2-1新潟】浦和が逆転勝ち。0-1の前半35分にこぼれ球を酒井が蹴り込み同点。同ロスタイムには左からの浮き球を右サイドの明本が左足のジャンピングボレーで豪快に決めて勝ち越した。前半10分に太田が先制した新潟は徐々に勢いを失った。
【京都4-1横浜FC】京都がセットプレーを生かし、大勝した。0-1の前半34分、右CKをパトリックが頭で合わせて同点。後半3分に木下が速攻から決めて勝ち越すと、同26分にCK、35分にはFKから加点した。横浜FCは守備で粘れなかった。
【川崎0-0C大阪】拮抗した展開で互いに決め手を欠き、引き分けた。川崎はゴール前での崩しに苦戦。後半に小林と宮代を投入して猛攻を仕掛けたが、及ばなかった。クロスや長いパスを起点に攻めたC大阪は加藤や毎熊らが好機を逃した。
【G大阪2-2札幌】G大阪が後半に2点を返した。ダワンらが入って流れが変わり、後半14分に石毛、同16分はファンアラーノが右折り返しに詰めて追い付いた。札幌は前半6分に右CKから小林が先制。同32分には小柏が加点したが後半は出足が落ちた。〔共同〕