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空手・喜友名諒が現役引退 東京五輪で金、後進指導に力

(更新)

2021年東京五輪で初めて実施された空手の男子形で金メダルを獲得した喜友名諒(32)=劉衛流龍鳳会=が現役を引退したと、全日本空手道連盟が16日、発表した。昨年の共同通信のインタビューで「空手はずっと追究する。劉衛流の技術を下の世代につなげたい」と語っており、競技からは退き、武道家として修行や後進の指導に力を注ぐとみられる。

空手発祥の地である沖縄県出身の喜友名は、全日本選手権で2012年から21年まで前人未到の10連覇を達成。世界選手権も14年から4連覇し「キング」の異名を持つ。東京五輪でも他を寄せ付けない強さを見せ、空手で日本勢唯一となった金メダルに輝いた。

五輪では決勝の試合後にマット中央で正座して行った一礼や、母の遺影を持ち表彰台に立った姿が名場面に。「沖縄の伝統が世界に広がり、愛されていることを伝えられた」と話した。閉会式では日本選手団の旗手を務めた。

22年に入ると個人戦には出場しなくなり、昨年12月の全日本選手権も欠場した。3月17日に沖縄県豊見城市の沖縄空手会館で記者会見を行う。〔共同〕

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