ハンドボール新リーグ、全24チームが参加 分裂回避
日本ハンドボールリーグは15日、来年9月の開幕を目指す新プロリーグに男女計24チームが参加すると発表した。2023〜24年シーズンの日本リーグ終了後、男子13、女子11の全チームがそのまま移行する。
新リーグ発足を巡っては、リーグがチケットやスポンサーなどの収入を一括管理して各チームに分配する構想を示したが、反発したチームが参入を見送るなど足並みがそろわなかった。分裂回避のため、リーグの一括管理による運営方法を見直すという。
東京都内で記者会見した葦原一正代表理事は「チームの皆さんが全チームでやる方がいいという意思があるなら、尊重しないといけない」と語った。
今後は複数のチーム代表者を中心としたワーキンググループで新リーグの詳細を詰め、今年6月末をめどに固める方向。新規参入を希望しているチームの審査も継続して行う。〔共同〕