スズキとトマトのレモンバター蒸し おもてなしにも

白身魚の「スズキ」を蒸し焼きにしました。イメージしたのは、イタリア料理の「アクアパッツァ」。焼いた魚をトマトやオリーブなどと一緒に水で煮こみ、オリーブ油で仕上げる料理です。白ワインだけで短時間で蒸し焼きにする手順にし、バターを加えてアレンジ。ふだんのおかずにも、ちょっとしたおもてなしにもなる、うれしい一品です。
魚は季節に合わせて、タイやタラなどでも。淡泊な味の魚が合います。
・スズキ2切れ(160g)
・塩小さじ1/3
・タマネギ1/4個(50g)
・ニンニク小1片(5g)
・ミニトマト6個
・バター10g
・レモン輪切り1枚
・オリーブ油小さじ1
・白ワイン50ml
作り方(調理時間25分)
(1)スズキに塩をふり、10分ほどおく。ペーパータオルで水気をふきとる。
(2)タマネギ、ニンニクは薄切りにする。
(3)トマトはへたをとる。レモンは4等分に切る。
(4)フライパンにオリーブ油を中火で温める。スズキを皮を下にして入れ、焼き色がつくまで焼く。上下を返し、フライパンの端に寄せる。
(5)フライパンのあいたところにタマネギ、ニンニクを入れて軽く炒め、タマネギがしんなりしたら、スズキをのせる。
(6)トマト、白ワインを入れ、レモンをスズキにのせる。バターを加えてふたをし、約5分蒸し焼きにする。皿に盛り、フライパンに残った汁をかける。
ひとくちメモ
スズキ 成長とともに呼び名が変わる出世魚。「スズキ」は生まれて4年以上たち、体長60cmを超えるものをいいますが、店頭では多くが切り身で売られます。脂がのっておいしくなるのは、夏。弾力と透明感のある白身は、くせのない味わいです。
(ベターホームのお料理教室=大井 一範撮影)
[NIKKEIプラス1 2022年7月9日付]
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