ユズとリンゴのシロップ煮 さっぱりとした味わい

リンゴはそのまま食べてもおいしいのですが、こんなデザートにしてみるのはいかがですか?
シロップには、ユズの果汁とショウガ汁を合わせてさっぱりとした味わいに。加えて、シナモンパウダーが少量でもよいアクセントになっています。
きれいなピンク色に仕上げるため、リンゴは「紅玉」を選びました。ほかの品種に比べて旬の時期が早く、冬本番になると手に入りづらいので、買い逃しませんように。紅玉は酸味の強い品種ですが、加熱すると甘味と風味が増して、酸味とのバランスが良くなります。
(2)でおく時間、(5)で冷やす時間は、調理時間に含みません。
・ユズ1個
・砂糖大さじ1/2
・リンゴ(紅玉)1個
・A[水200ml、砂糖大さじ4(32g)、シナモンパウダー少々]
・ショウガ汁小さじ1
作り方(調理時間25分)
(1)ユズは皮を薄くそぎ、長さ3cmのせん切りにする。実は半分に切って果汁をしぼる。
(2)ユズの皮に砂糖・果汁各大さじ1/2をまぶして30分おく。
(3)リンゴはよく洗い、8等分して芯を除く(皮はむかない)。横向きに厚さ4~5mmの薄切りにする。
(4)鍋に(3)とAを入れて火にかける。煮立ったら弱火にして約10分煮る。
(5)ショウガ汁と残りのユズの果汁を加える。冷蔵庫で30分以上冷やす。
(6)汁ごと器に盛り、(2)をのせる。
ひとくちメモ
リンゴ 「1日1個のリンゴは医者を遠ざける」ということわざがあるように、栄養価の高いくだものです。皮には食物繊維が多く含まれ、ポリフェノールも豊富。ハリとツヤがあり、ずっしりと重みのあるものを選びましょう。
(ベターホームのお料理教室=大井 一範撮影)
[NIKKEIプラス1 2022年10月8日付]
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