佐々木朗希は日本一の投手 菊池雄星ら大リーガー絶賛
【ニューヨーク=共同】プロ野球ロッテの佐々木朗希投手(20)が史上最年少で28年ぶりの完全試合を達成した快挙を受けて、米大リーグの日本選手からも10日、賛辞が相次いだ。佐々木朗と同じ岩手県出身で、ブルージェイズの菊池雄星投手は「いま日本で一番いい投手。けがなく野球界を盛り上げていってほしい」と、郷里の後輩のさらなる活躍を期待した。
レッドソックスの沢村拓一投手は2020年に巨人からロッテに移籍し、当時新人で1軍に同行していた佐々木朗とシーズンを過ごした。「素晴らしい投手。どんどん飛躍してほしい」と喜び、「(160キロ超の速球は)誰もが持っている才能ではない。慢心せず頑張っていた姿を見ていた」と当時を思い出した。
野手勢からも驚嘆の声が聞かれた。完全試合の映像を見たというカブスの鈴木誠也外野手は「若いのにスピードも速いし、スライダー、フォークと変化球もすごい」と称賛。パイレーツの筒香嘉智内野手は「とてつもない。彼みたいな選手が多くいれば、日本のプロ野球も盛り上がると思う」と話した。
パドレスのダルビッシュ有投手はツイッターに「今日の状態だとメジャーに来ても同じようなピッチングが出来ていると思います」とつづった。