ブラジル監督「ベストを」 W杯4強へ10日クロアチア戦

【ドーハ=共同】サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会は9日(日本時間10日)に準々決勝のクロアチア―ブラジル、オランダ―アルゼンチンの2試合が行われる。8日はドーハ近郊で各チームが前日会見に臨み、2大会ぶりの4強を目指すブラジルのチチ監督は「クロアチアは個人としてもチームとしても技術があり、忍耐強い。われわれはベストなプレーをし続けなければならない」と意気込んだ。
前回準優勝のクロアチアは決勝トーナメント1回戦でPK戦の末に日本を退けた。主将のモドリッチは「延長、PK戦で自分たちの精神力を証明できた。ブラジルは強いが、自分たちの力を信じている」と話した。
5大会連続出場のメッシを擁するアルゼンチンと2大会ぶりに出場したオランダは、2014年大会の準決勝以来の顔合わせとなる。アルゼンチンのスカロニ監督は「これまでと同じ姿勢で臨む」と自然体を強調し、オランダのファンハール監督は「アルゼンチンはトップの選手を擁するトップの国だ」と警戒した。
ブラジルは記者会見後、ネイマールらが最終調整した。

2022サッカーワールドカップ (W杯) カタール大会に出場する日本代表のニュースやコラム。大会日程は11月20日に開幕、決勝は12月18日。選手たちの活躍の様子や試合の結果、分析などをお届けします。