巨人ドラ1浅野、プロ初のフリー打撃　「感触良かった」

巨人のドラフト1位ルーキー浅野（香川・高松商高）が6日、宮崎市の2軍キャンプで投手を相手にフリー打撃を行った。初めて打席でプロの投球を体感し「芯に当たった感触や飛距離はフリー打撃で一番感触が良かった」とうなずいた。

育成選手で右投げの木下、1軍登板がない左投げの石田と相対した。球種を予告されたがファウルが多く、速球には差し込まれてライナー性の打球は少なかった。ただ、この時期は投手の仕上がりが早く、打撃マシンとはタイミングも異なる。結果を求めるよりも課題を見つける段階で「今まで以上に上からたたいて球を押しつぶす感じで打ちたい」と話した。

原監督は11日から始まる1軍の紅白戦でベンチ入りさせ、間近で先輩のプレーを見させる意向。「今年は学びの年」と宣言する有望新人は濃密な毎日を過ごしている。〔共同〕