男子100バタ、水沼尚輝が日本新V 世界水泳代表に

競泳の国際大会日本代表選考会最終日は5日、東京辰巳国際水泳場で行われ、男子100メートルバタフライで東京五輪代表の25歳、水沼尚輝(新潟医療福祉大職)が50秒86の日本新記録をマークして優勝した。従来の記録を0秒14更新した。
2位の松元克央(セントラルスポーツ)も51秒18で派遣標準記録を突破し、両者が世界選手権(6~7月・ブダペスト)と杭州アジア大会(9月)の代表に決まった。
女子100メートルバタフライの池江璃花子(ルネサンス)は57秒89で勝ったが、派遣標準記録に0秒10届かず、世界選手権の代表入りを逃した。
男子200メートル平泳ぎは花車優(東洋大)が2分7秒99で制し、2分8秒11で2位の武良竜也(ミキハウス)と共に代表入り。東京五輪代表の佐藤翔馬(東京SC)は3位で落選した。
難波実夢(JSS)は女子1500メートル自由形を16分12秒97で制して代表となり、自由形4冠。男子200メートル背泳ぎは入江陵介(イトマン東進)、女子200メートル平泳ぎは今井月(東洋大)が制したが、派遣標準記録を突破できなかった。〔共同〕