ナダル、14度目の全仏テニス制覇 四大大会最多の22勝目

【パリ=共同】テニスの四大大会第2戦、全仏オープン最終日は5日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス決勝で第5シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第8シードのカスパー・ルード(ノルウェー)に6-3、6-3、6-0でストレート勝ちし、2年ぶり14度目の優勝を決めた。
四大大会は1月の全豪オープンに続き今季2戦2勝で、男子史上最多だった勝利数を22に伸ばした。優勝賞金は220万ユーロ(約3億1千万円)を獲得。男子ツアーを統括するATPによると、この種目では全仏史上最年長王者。
ルードは四大大会初制覇を逃した。

女子ダブルス決勝は、地元フランスのカロリーヌ・ガルシア、クリスティナ・ムラデノビッチ組が第8シードのコリ・ガウフ、ジェシカ・ペグラ組(米国)に2-6、6-3、6-2で逆転勝ちし、6年ぶり2度目の優勝を果たした。