W杯ジャンプ日本勢が表彰台独占 伊藤有希V、丸山希2位

【ビリンゲン(ドイツ)=共同】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は5日、ドイツのビリンゲンで個人第17戦(ヒルサイズ=HS147メートル)が行われ、伊藤有希(土屋ホーム)が優勝し、丸山希(北野建設)が2位、高梨沙羅(クラレ)が3位で続いた。2011〜12年シーズンに発足したW杯ジャンプ女子で日本勢の表彰台独占は初めて。

伊藤は1回目に137メートルでトップに立つと、2回目も135.5メートルを飛んで233.3点で逃げ切り、17年3月以来6季ぶりの通算6勝目を挙げた。丸山は133メートル、136.5メートルの229.0点で自身初の表彰台に立った。高梨は137.5メートル、133メートルの222.6点で2試合連続3位。勢藤優花(ヤマチューン)は10位だった。
男子の日本勢は1997〜98年シーズンに船木和喜、原田雅彦、斎藤浩哉で2度、岡部孝信、斎藤、葛西紀明で1度、W杯の表彰台を独占した。