荒ぶる放置林 座礁近づく「緑の資産」
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国土の7割が木々に覆われる森林大国・日本。この「緑の資産」に崩壊の危機が迫ってきた。大量の放置林が災害時には牙をむき、補助金依存も産業としての活力を奪う。問題を解決する糸口はどこにあるのか。森林に関わる人々の姿を追った。
千葉県の東岸に位置する山武市。駅から20分ほど車で走ると、うっそうと茂る森林が現れてきた。奥に入り込むと細い木々が空を覆い、差し込む光を限っていく。日中だが、辺りには薄暗い世界...
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国土の7割が木々に覆われる森林大国・日本。脱炭素のカギとして世界中で注目を浴びる「緑の資産」だが、日本では崩壊の危機が近づく。背景には「もうからない林業」の存在があり、これらを起点とした悪循環が大量の放置林を生み、災害時に牙をむく。補助金依存が産業としての活力を奪う。複層化した問題を解決する糸口はどこにあるのか。森林に関わる人々の姿を追った。
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