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大リーグ、開幕延期を決定 労使決裂で27年ぶり

(更新)

【ジュピター(米フロリダ州)=共同】米大リーグは1日、機構(MLB)のロブ・マンフレッド・コミッショナーが31日の開幕延期と最初の2カード(6試合前後)の中止を発表した。フロリダ州ジュピターで9日連続で行った選手会との新労使協定の交渉が決裂した。労使対立で開幕が遅れるのは選手会が8カ月のストライキを起こした1995年以来27年ぶり。ファン離れが起きた同年は野茂英雄投手がドジャースでデビューし、人気回復に一役買った。

大リーグは昨年12月に旧協定が失効し、労使に絡む活動が止まるロックアウトに突入。機構と選手会は2月21日から9日連続で交渉を行ったが、主要争点の年俸総額や最低保障額の隔たりが埋まらず、合意できなかった。開幕時期の見通しは立たず、メジャー5年目を迎えるエンゼルスの大谷翔平選手(27)らの調整にも影響が及びそうだ。AP通信によると、開幕が15日遅れた場合、大谷のフリーエージェント(FA)権取得が1年遅れて2024年オフになる可能性がある。

マンフレッド・コミッショナーは「合意できなかったのは一方の努力不足によるものではないとファンに保証したい」と訴えた。メッツのマックス・シャーザー投手は「オーナー側がより競争に満ちたリーグにしようとしないのか理解できない」と批判した。

移籍交渉も凍結したままで、プロ野球広島からポスティングシステムでの移籍を目指す鈴木誠也外野手(27)やフリーエージェントになっている菊池雄星投手(30)の所属先が決まっていない。

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