小田急線路跡に新しい風景 ミニシアターが異文化結ぶ
シモキタ物語(2)
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今年1月、下北沢に新しいミニシアター「K2」が開業した。運営するのは、「スパイの妻」(黒沢清監督)や「偶然と想像」(濱口竜介監督)といった話題作の配給やプロデュースを手掛ける団体、「Incline(インクライン)」だ。新型コロナウイルス禍の逆風下での船出となったが、日本映画で初めて米アカデミー賞作品賞の候補となった濱口監督の「ドライブ・マイ・カー」をはじめ、意欲的なラインアップが目を引く。
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わずか1平方キロメートルほどの地域に10以上の劇場、約30のライブハウスがひしめき、様々な文化がごった煮になった東京・下北沢。昔から多くの若者を引き付けてきた「サブカルチャーの街」が今、大きな変化に直面している。再開発とコロナ禍に揺れるシモキタ文化人の姿を追った。
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