次世代エネルギー・再生医療・観光DX 大阪・関西成長への推進力 - 日本経済新聞
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次世代エネ・再生医療・観光DX 関西成長への推進力

「都市の針路」まとめ読み

関西には国内外をリードする技術、地域資源が数多くあります。次世代エネルギーやヘルスケアではトップレベルの研究があり、歴史に根ざした地場産業、各地の豊かな景観も国内随一です。それらを生かし伸ばすことが成長の「推進力」につながります。関西が人や企業を強く引き付けるエリアとなるための取り組みをまとめました。関連インタビューとともにお届けします。

水素や核融合で脱炭素けん引 関西グリーンベイ、今こそ

関西電力の姫路第一発電所(兵庫県姫路市)は1955年の稼働以降、石炭、重油、天然ガスと燃料を切り替えながら大量の電力を供給してきました。第二発電所との合計出力は関電全体の設備出力の1割強を占める442万キロワット。全国的にも大規模な発電所で、2030年から脱炭素の新たな取り組みを始める予定です。…本文はこちら(水素の燃料化を目指す発電所を紹介する動画もご覧いただけます)

酒造り先進地の灘・伏見 膨大データで磨く味とブランド

年間に仕込むタンクの数は延べ約1500本。一度の仕込みで甘辛の度合いを示す日本酒度やアルコール度数など100のデータを収集します。この10年間に収集した150万ものデータを活用し、日本酒の品質を向上させているのが白鶴酒造(神戸市)です。…本文はこちら(データを活用した日本酒造りを紹介する動画もご覧いただけます)

関連インタビュー:日本酒はもっと楽しめる 「関西の原料」アピールを

再生医療「12兆円市場」主導へ 関西の産官学連携

塩野義製薬は、脳梗塞患者に「再生誘導医薬」と呼ぶペプチド(たんぱく質の断片)を投与するグローバルな治験を計画しています。大阪大の玉井克人教授が開発した技術を活用しました。骨髄の幹細胞が活性化し、患部へ移動して傷付いた組織を修復します。2021年末には第2段階の治験で「介助不要で自立できる患者の割合が増えた」というデータを公表しました。…本文はこちら

走れ!温故知新ツーリズム 関西の旧街道や温泉地が挑む

自転車で琵琶湖を一周する「ビワイチ」。この古くて新しい観光資源を磨こうと、滋賀県がビワイチ推進室を設けたのは2017年のことです。19年の体験者は10万9000人と15年の2倍。新型コロナウイルス禍で20、21年は9万人を切りましたが、22年は回復しつつあります。22年4月にはビワイチ推進条例も施行。「初心者も参加しやすく、訪日客や長期滞在者を呼び込める環境づくり」を課題に掲げます。…本文はこちら

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都市の針路

2025年万博に向け、大阪・関西が動き出しています。魅力ある都市とは、絶えず新しいものが生まれ、そこで学びたい、働きたいと若者がやってくる「憧れの対象」です。長期低迷からの脱却をめざす都市の現状を描き、都市の進むべき道を考えます。

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