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大阪万博へ環境技術で革新 CO2は「捕まえて使う」

まとめ読み

英グラスゴーで開かれた第26回気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)は石炭火力などの扱いを巡り各国の利害が衝突しました。議論で日本の存在感は薄く、脱炭素の掛け声と現実の大きなギャップは否めません。2025年の大阪・関西万博に向け産官学が世界に成果を示すことはできるのか。足元を探ると有望な環境技術が育ち始めています。

CO2を分離、実用化へ前進

人類が排出する二酸化炭素(CO2)の多くは工場や発電所の排ガスに含まれます。分離することは「まだまだ未来の技術」と見る向きが多かったのですが、世界的な環境意識の高まりが開発を促しています。

世界各国で「カーボンゼロ」がキーワードになっている。「厄介者」であるCO2の分離技術など具体的な成果を積み重ねられれば、大阪万博で世界に誇る展示になり得る。...続きを読む

メタンやアンモニア、燃料に

CO2を捕獲する技術が確立すれば次は使い道。「メタネーション」が答えの一つです。水素やアンモニアと共にクリーンな次世代エネルギー源の切り札になる可能性を秘め、大阪万博でも利用が期待されます。

大阪ガスは大阪市の研究所を脱炭素の関連技術に照準を絞った研究開発拠点に刷新した。水素とCO2から都市ガスの原料を合成する「メタネーション」の研究や、アンモニアを燃料とした産業用エンジンの開発に取り組む。外部の研究者らを積極的に招き、共同研究の増加にもつなげる。...続きを読む

逆転の発想、CO2を資源に

温暖化ガスを削減するだけでなく「使う」という発想は日本ならではかもしれません。廃棄物も有効活用する「もったいない精神」を発揮しています。

企業がCO2を削減するだけではなく活用し始めた。日立造船はCO2を燃料として使えるメタンに変え、積水化学工業は化学品の原料に変える。逆転の発想でグリーントランスフォーメーション(GX=緑転)をけん引する。...続きを読む

万博は持続可能社会めざす実験場

「いのち輝く未来社会のデザイン」がテーマの大阪万博は持続可能社会の構築に向けた実験場。この場で語り、展示する「未来」が羅針盤となります。

日本にとって次の国際的大事業である大阪万博の準備が熱を帯びてきた。7月末には催事場や迎賓館、大屋根の基本設計の技術提案公募がスタート。東京五輪の陰に隠れ関西以外で注目度が低かったが、これから関心が高まりそうだ。...続きを読む

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