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ソラシドエア社長「福岡枠の追加めざす」 機材増も検討

ソラシドエアは30日、宮崎市内で記者会見を開き、2022年3月期決算と10月に設立するAIRDOとの共同持ち株会社、リージョナルプラスウイングスの概要を発表した。高橋宏輔社長との主なやりとりは以下の通り。

――2期連続の最終赤字でした。

「昨年10月以降、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の解除を受け、利用客は徐々に回復傾向にあったが、今年に入り重点措置が発令され、再び減少に転じた。新型コロナウイルス禍前の売上高は400億円を上回る水準だったが、22年3月期は約260億円。可能な限りのコスト削減を進めたが、黒字転換は実現できなかった」

――今期の見通しは。

「原油高騰など不透明要因はあるが、海外の航空会社の需要は大幅に回復している。国内の航空大手も業績の回復を見込んでいる。当社としても黒字化を目指す」

――新たな中期経営計画(22~26年度)を策定しました。

「当社の存在理由は地域貢献だが、経営ビジョンに『九州沖縄のフラッグキャリアになる』を掲げた。基本戦略として、25年に福岡空港の発着枠が増えるのにあわせ、福岡発着枠を新たに確保したい」

「そのためにも、現行14機の保有機材を増やすとともに、燃費効率の高い次世代機導入による既存機の更新も検討する。26年度に売上高500億円、営業利益40億円が目標だ。コロナ禍がなければ、現行14機体制で22年3月期の売上高は450億円程度になっていたはずだ」

――持ち株会社の性格は。

「両社の航空事業免許とブランドをそのまま維持する点では、独立性があってゆるやかな統合ということになる。持ち株会社が中心となって両社の協業を推進していく。AIRDOとはすでに搭乗ポイントとマイルの交換などを進めている。14の共同分科会を設置し、パイロットや整備部門などの現場レベルで相互に議論している」

「具体的な協業戦略としては、本社機能の一部を集約するとともに、将来的には整備機能も集約する。業務などの共通化や、機材部品などの共同調達も想定している。26年度に両社で45億円以上の協業効果を見込んでいる」

ソラシド、29億円の赤字 22年3月期

ソラシドエアが30日発表した2022年3月期決算(単独)は最終損益が29億円の赤字(前の期は76億円の赤字)だった。最終赤字は2期連続。売上高が29%増の261億円とやや持ち直したほか営業費用の削減を進めたことで、赤字幅は前の期から大幅に縮小した。

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