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熊本・川辺川の流水型ダム、35年度完成へ 球磨川治水で

2020年7月の豪雨で氾濫した熊本県の球磨川の治水策として支流の川辺川での建設が計画されている「流水型ダム」の完成時期に関し、国土交通省は専門家との会合で、35年度を予定していると明らかにした。22年度に環境に与える影響を調べる作業に着手し、27年度の本体工事開始を見込む。

国交省によると、ダム完成後も上流部の河道掘削や下流部の高潮対策といった工事を継続する。計画するすべての治水策を整備するまでに約30年かかるという。20年7月と同程度の雨が降った場合、全治水策が完了していれば、同県人吉市街部で浸水範囲を約83%減らせるとの見積もりも示した。

国交省の担当者は熊本市内で開かれた会合で「整備を終えても氾濫は発生すると想定される」と説明し、避難の迅速化などソフト面の対策も重要だと話した。

ダムには水路を設置し、平時は水をためない治水専用とする。建設場所は相良村で、水没予定地は五木村などとなる。総貯水容量約1億3千万トン、高さ約108メートルで、完成すれば流水型では国内最大となる。今後必要な事業費として約2700億円を見込んでいる。〔共同〕

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