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豪雨の孤立集落へ、ドローンで救援物資 大分県が訓練

 救援物資をつり下げ、離陸するドローン(27日午後、大分県日田市)=共同

2020年7月の豪雨で道路が寸断され、一時孤立した大分県日田市中津江村の集落で27日、県などがドローンを使って住民に救援物資や衛星電話を届ける訓練を実施した。教訓を生かし、今後の災害での実用化を目指す。

山あいの集落では当時、4世帯9人が5日間にわたって孤立。携帯電話も不通になり、住民の安否確認に手間取った。県の担当者は「救援の早期化につなげ、安心して住み続けられるようにしたい」と強調した。

 衛星電話を使う住民の長谷部亘さん(27日午後、大分県日田市)=共同

訓練では、ドローン空撮などを手掛ける地元企業が協力し、防水機能を備えた大型の機体を使用。毛布やラジオなどの物資をロープでつり下げ、集落から約500メートル離れた中津江振興局を離陸した。片道約5分かけて自動飛行し、上空から荷物を降ろした。

住民の長谷部亘さん(22)が受け取ると、衛星電話で市側に安否や必要な支援内容を伝えた。長谷部さんは「お年寄りも多く、物資が早く届くのはありがたい」と話した。

県によると、ドローンによる救援物資の輸送は2019年10月、東京都が台風19号で孤立した奥多摩町へ届けるために使用した例がある。県は実用化に向け、関係機関の役割分担や作業手順をまとめたマニュアルの作成を急ぐ。〔共同〕

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