スペースワールド跡地、イオン系のアウトレット開業
イオンモールの大型商業施設「ジ アウトレット北九州」が28日、北九州市に開業した。2017年末に閉園したテーマパーク「スペースワールド」の跡地に観光客も見込める拠点が約4年半ぶりに復活し、地元では地域活性化への期待が大きい。開業セレモニーでイオンモールの岩村康次社長は「心豊かなショッピング体験、新たな出合いとの創出に取り組んでいく」と意気込みを述べた。

同日は午前9時のオープン前に約2800人が行列を作った。市内から来た女性は「新型コロナウイルスは気になるが、外出用のすてきな服や小物を買えれば」と笑顔をみせた。夫婦で訪れた男性は「スペースワールドの跡地がどうなったのか気になり来てみた」と語った。
ジ アウトレット北九州は地上4階建てで、敷地面積は約27万平方メートル。約170店のテナントや北九州市科学館「スペースラボ」などがある。同ラボには内径30メートルのドームに最新鋭の投映機器で星空などを映し出す、プラネタリウムを設けた。
大型の竜巻発生装置などもあり、市は「様々な科学現象を体験・体感できる場にし、修学旅行の誘致に力を入れる」と話している。

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