新型エクストレイル、日産九州「半導体不足の懸念ない」 - 日本経済新聞
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新型エクストレイル、日産九州「半導体不足の懸念ない」

日産自動車九州(福岡県苅田町)は27日、日産自動車の主力SUV(多目的スポーツ車)「エクストレイル」の新型車の生産開始を記念した式典を開いた。同車は2000年に初代モデルが発売され、新車は4代目にあたる。日産九州の冨山隆社長は「数々の先進技術を搭載し、最先端の商品に仕上がった。お客様に最高の品質をお届けする」とあいさつした。

エクストレイルの全面改良は9年ぶり。エンジンを発電のみに使い、モーターで走る独自のハイブリッド車(HV)技術「eパワー」を初搭載した。

日産九州によると、6月から量産に入っており、3代目と同じく約7割の部品を九州のサプライヤーから調達する。冨山社長は新車を電動化けん引の重要モデルと位置づけた上で「どうやって量を出していくのか、品質を保つのか、サプライヤーと連携を密にやっていく」と強調した。

自動車各社は、半導体不足による生産制約を受け、計画通りの生産ができずに苦労している。エクストレイルと競合する他社のSUVに関しては、現行モデルの新規注文の受付を停止したケースもあるが、式典に出席した日産の坂本秀行副社長は「半導体問題に対処する仕組みづくりを並行して進めた。この車にそこの懸念はない」と語った。

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