/

西日本FH、HISと提携 取引先の海外進出支援で

西日本FHは、HISと取引先の海外展開支援を始めた(1日、福岡市)

西日本フィナンシャルホールディングス(FH)は1日、旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)と共同で、取引先の海外進出支援を始めると発表した。HISが世界64カ国・地域にある191の拠点と駐在員らスタッフを通じ、海外市場への参入や拠点の開設時に必要となる現地調査などを代行する。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で海外渡航が制限されるなか、コロナ収束後を見据えた企業の成長投資を後押しし、資金需要を引き出す。

傘下の調査会社NCBリサーチ&コンサルティング(福岡市)が同日、サービスの提供を始めた。福岡市内で記者会見したNCBR&Cの広田真弥社長は「企業のコロナ収束後の飛躍を見据えた海外展開の動きを全力で支援していく」と狙いを説明した。

同社は海外進出を考える企業へ専門家の紹介や調査リポートの作成などの支援を行ってきた。現地視察などは「企業の社長が自ら足を運ぶことが多く、相談があれば支援を行ってきた」(同)という。渡航制限で「顧客から現地の生の声が欲しいという要望が増えた」ことから、世界各国に拠点を構えるHISとの提携を決めた。

HISも旅客需要の減少で拠点の稼働率が下がっており、法人からの業務代行を強化していた。

同社は海外での市場調査や営業活動を代行する。調査では市場価格や関連する法令・規則の調査、アンケート代行なども手掛ける。営業活動では顧客と接触して、試作品などの提供や販売プロモーションを展開する。進出先の様子を動画などに収めて提供することもできるという。

HISは2015年から海外進出支援を「HIS グローバルビジネスアドバンス(GBA)」の名称で事業として手掛けてきた。すでに約1600件の実績があり、飲食店の台湾への出店やアゼルバイジャンでの食品輸送・市場の形成などの支援で実績があがっているという。顧客の紹介などで約20の金融機関とも連携している。一方で、HISは九州での提携先がなく、同地域での実績は少ない。

NCBR&Cの広田社長は「現地で様々な生の映像や声を届けるサービスはICT(情報通信技術)の発展で可能になった全く新しい形のサービスだ。相当数の相談があるのでは」と期待を寄せた。(山本夏樹)

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

新型コロナ

新型コロナウイルスの関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。

ワクチン・治療薬 休業・補償 ビジネス 国内 海外 感染状況

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン