QPS研究所、2基目の小型人工衛星打ち上げ成功
九州大学発ベンチャーのQPS研究所(福岡市)は25日、同社として2基目となる小型人工衛星「イザナミ」の打ち上げに成功したと発表した。衛星との通信もできたという。同社の衛星はマイクロ波を使い、天候や昼夜を問わず1メートル単位で地上の様子を観測でき、災害時などには被害状況がわかるようになる。衛星は米スペースX社のロケットに搭載され、打ち上げられた。
同社は2019年12月、最初の人工衛星「イザナギ」の打ち上げに成功した。計36基の衛星で、地球上のすべての地域を10分ごとに観測できる体制をつくることを目指している。