九州観光機構、SNSでキャンペーン 外国人の訪問促す

九州観光機構、JR九州、西日本鉄道、福岡国際空港は九州を訪れる外国人観光客の回復を目指し、11月からキャンペーンを実施すると発表した。海外在住者に交流サイト(SNS)を通じて「行きたい九州の観光スポット」などを投稿してもらい、投稿者の中から抽選で鉄道やバスの乗り放題きっぷなどをプレゼントする。外国人に九州訪問を促す。
併せてJR九州の「JR九州レールパス」、西鉄などバス会社の「SUNQパス」といった乗り放題きっぷを使って旅行をした外国人に、福岡空港の免税店で割引を受けられるようにする。
JR九州によると、レールパスの10月の販売枚数は23日時点で2447枚と前年同月の10倍以上のペースで増えたが、月間2万枚ペースだったコロナ前の水準は大幅に下回っている。政府が水際対策を緩和したことで、インバウンド(訪日外国人)の増加が期待される。