コロナ下の沖縄、経済重視の民意強まる 知事選を左右も
基地のある島 沖縄の風景
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沖縄県の国政選や地方選で経済重視の民意が強まっている。米軍普天間基地(宜野湾市)の移設先、辺野古がある名護市では1月の市長選や昨秋の衆院選で、基地問題より経済や生活の支援を打ち出した自民、公明両党が推す候補が当選。新型コロナウイルス禍で観光など地域経済が落ち込むなか、今秋の知事選でも経済政策が結果を左右する可能性が高い。
「基地反対でも私に投じた人はいる。今置かれている立場で市長は何をすべきか考...