那覇商議所、台湾の経済団体と貿易や投資活性化で覚書
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那覇商工会議所(石嶺伝一郎会頭=沖縄電力相談役)は、台湾の貿易関連の経済団体「台北市進出口商業同業公会」と国際見本市の開催協力のほか、商談会など貿易や投資の活性化に向けた覚書(MOU)を交わした。締結は25日付で、同日に那覇商議所や沖縄県経済団体会議の代表団約30人が台北市を訪問していた。

台湾から沖縄への旅行者は新型コロナウイルス禍前の2019年には約94万人と、国・地域別で最も多かった。
沖縄県経済団体会議の議長も務める石嶺氏は「沖縄は日本で一番台湾に近く、古くから隣人として経済や観光、文化など様々な分野で交流してきた。航空便も再開し、ビジネスパートナーとして強いきずなを築きたい」と語った。