RSJ本社工場、洋上風力「脚」で支える 設置船中核部品
九州・沖縄 拠点を探る
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日本製鉄の高炉向け設備事業を源流とするリージェンシー・スティール・ジャパン(RSJ、北九州市)は、厚さ20センチメートル以上の鉄板加工に強みを持つ。長年、海底油田など海洋資源開発市場向けを得意とし、このほど洋上風力発電市場に参入した。発電用風車を海に据え付けるための設置船の中核部品である、長さ100メートル超の「脚」の製造を手掛けている。
北九州市戸畑区にある日本製鉄九州製鉄所。広大な敷地の一角...