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長崎のMICE施設「出島メッセ」、開業1年の目標クリア

長崎市は22日、2021年11月1日に開業した国際会議などを開くMICE施設「出島メッセ長崎」の22年11月1日まで1年間の利用者数が、開業前の目標を上回る約66万人だったと発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響がマイナスに働いたが、長崎市は「学会参加者数の伸び悩みを、イベント展示の誘致強化などで補った」と分析している。

催事は学会、一般会議、イベント展示あわせて1662件。経済波及効果は約125億円だった。開業前の試算では利用者61万人、催事件数775件を見込み、経済波及効果は約114億円と見積もっていた。経済波及効果は宿泊者と日帰りを区別して利用者1人当たりの消費額を仮定し、主催者の経費なども考慮して産業連関表を使って算出した。

出島メッセはJR長崎駅(長崎市)前に立地。長崎市が整備し、最大3000人収容のコンベンションホールや、大型展示ホールを備える。米ホテル大手の「ヒルトン長崎」が隣接。2023年5月に広島市で開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)にあわせて開かれる保健相会合の会場にも決まっている。

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