この記事は会員限定ですマームとジプシー「COCOON」 ひめゆりの心に迫る
アプローチ九州
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直接的でないが考える余白を与えるリフレインする台詞（せりふ）、シンプルで効果的な舞台美術で観（み）るものの想像力をかき立て、衣装も物語を伝えるのに過不足ないバランスを保っている。同じ台詞、同じ言葉を何度も聴いているうち、物語の奥にある伝えたい想いのようなものの輪郭がみえてくる。
これが演劇団体「マームとジプシー」の印象だった。
今年15周年の彼・彼女らは8月14日に、北九州芸術劇場で「cocoo...
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