鹿児島で最多59人感染、福岡は277人 宮崎は独自の宣言延長
福岡県は20日、新型コロナウイルスに感染した4人が死亡し、277人の陽性が判明したと発表した。感染確認の内訳は県102人、福岡市130人、北九州市38人、久留米市7人。鹿児島県では59人の感染が確認され、1日当たりの感染者数としては過去最多となった。同県は垂水市にある市立の介護老人保健施設「コスモス苑」で、20日までに入所者や職員ら計39人の陽性が確認されたとして、クラスター(感染者集団)が発生したと判断した。
宮崎県では1人の死亡と、51人の感染が確認された。同県は独自の緊急事態宣言を2月7日まで延長することを決めた。当初は1月22日までとしていた。宮崎市を中心に感染者数が高止まりしているためで、県民への外出自粛や飲食店への時短営業要請などを続ける。
沖縄県は70代女性と80代男性の2人の死亡と、111人の感染を確認したと発表した。〔共同〕